給湯器選び方

はじめに:潮風と坂の街・長崎で、長く付き合う一台を選ぶ。

坂の多い街並みと、どこまでも続く複雑な海岸線。この美しい長崎の地で長く安心して暮らすためには、給湯器選びにも、地域ならではの知恵が必要です。

ご家庭のライフスタイルだけでなく、長崎の厳しい自然環境までを考えて機種を選び、そして正しく設置すること。それが、10年後も後悔しないための重要な鍵となります。

このページでは、長崎県の環境の中で、ご家庭に本当に最適な一台を見つけるための、チェックポイントを分かりやすく解説します。

【POINT 1】【最重要】長崎では「耐塩害仕様」が絶対の基本です

長崎県で給湯器を選ぶ上で、絶対に外せない最重要ポイントです。本土はもちろん、壱岐・対馬・五島といった離島まで、県内のほぼ全域が潮風の影響を強く受ける環境にあります。

  • 耐塩害仕様とは:
    潮風に含まれる塩分によるサビや腐食を防ぐため、本体の外装や部品に特殊な塗装・防錆処理を施したモデルです。

なぜ必須か:
一般地仕様の給湯器を長崎の沿岸部で使うと、金属部品の劣化が驚くほど早く進み、数年で故障や水漏れの原因となってしまいます。長く安心して使うために、耐塩害仕様は「おすすめ」ではなく「必須」の選択です。

【POINT 2】坂の多い地形での「安全な設置」を考える

長崎市内に代表されるように、県内には坂の多い地形が多く見られます。給湯器を安全に設置するためには、こうした土地の特性への理解が不可欠です。

  • 確実な基礎工事:
    傾斜地に設置する場合、機器が水平になるよう、しっかりとしたコンクリート基礎を作ることが重要です。不安定な設置は、機器の振動や騒音、効率低下、そして転倒のリスクにつながります。
  • 搬入経路の確認:
    道が狭く、階段が多い場所では、交換する給湯器のサイズや重さも考慮する必要があります。事前に搬入経路をしっかり確認してくれる、経験豊富な業者を選びましょう。

【POINT 3】パワー(号数)で選ぶ

「号数」とは、給湯器がお湯を沸かす能力のことです。家族の人数に合わせて選ぶのが基本です。

号数主な用途
16号1~2人家族向け。
20号2~3人家族向け。
24号4人以上の家族や、お湯を同時にたくさん使うご家庭向け。冬場でもパワフルな給湯が可能です。

長崎県は比較的温暖ですが、ご家族の人数が多い場合や、キッチンとシャワーを同時によく使うご家庭では、24号を選んでおくと安心です。

【POINT 4】省エネ性能で選ぶ(エコジョーズ)

「エコジョーズ」は、これまで捨てていた排気熱を再利用し、少ないガス量で効率的にお湯を沸かす、省エネ性能の高い給湯器です。

  • メリット:
    ガスの消費量を約13%~15%カットでき、毎月のガス代を節約できます。
  • デメリット:
    従来の給湯器に比べ、本体価格が少し高価になります。
    設置には、ドレン水を排出するための追加工事が必要です。

【POINT 5】機能で選ぶ(オートとフルオートの違い)

ガスふろ給湯器にある「オート」と「フルオート」は、お風呂の自動機能に違いがあります。

機能オートフルオート
自動お湯はり
自動追い焚き
自動保温
自動たし湯×
追い焚き配管自動洗浄×
  • オート:
    「自動お湯はり」と「自動保温」までを行います。
  • フルオート:
    オートの機能に加え、より快適・衛生的に使える機能が備わっています。

【POINT 6】離島・半島でのガスの種類

長崎県では、都市ガスを利用している地域は限定的で、多くのご家庭、特に離島や半島部ではプロパンガス(LPガス)が使われています。

給湯器は、ご自宅のガスの種類に合ったものでなければ使用できません。

LPガス用の高効率なエコジョーズも豊富にございますのでご安心ください。

【POINT 7】設置場所で選ぶ

給湯器は、お住まいのタイプによって設置できる機種が異なります。

  • 【戸建て向け】
    • 壁掛けタイプ: 外壁に掛けて設置する、省スペースなタイプです。
    • 据え置きタイプ: 屋外の地面やコンクリート台の上に直接設置するタイプです。
  • 【マンション・集合住宅向け】
    • PS設置タイプ: 玄関脇などにあるパイプスペースに設置します。

まとめ:長崎の給湯器選びは、地域のプロにご相談ください

長崎の自然環境を熟知し、最適な機種選びと、潮風や坂道に負けない確実な設置工事ができること。それが、長崎で本当に信頼できる業者の条件です。

私たち「長崎給湯器相談センター」は、地域の気候と暮らしを知り尽くしたプロとして、お客様に最適な一台をご提案します。